自分へのご褒美!休日は下呂温泉へ日帰り旅行!

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毎日お仕事を頑張っている皆さん、たまには温泉にでも浸かって日頃の疲れをリフレッシュしたいと思いませんか。今回はそんな願いを叶えるのにぴったりな場所、下呂温泉の日帰り旅行プランをご紹介します。下呂温泉は疲れを癒すための温泉はもちろん、のどかな温泉街や伝統芸に花火といった様々なスポットが存在します。

この記事ではその中から厳選した名スポットを中心とした旅行プランを紹介していきます。

東京から日帰り旅行で行けるマイナースポット

下呂温泉ってどんなところ?

下呂温泉は岐阜県の中東部に位置する下呂市にある温泉です。兵庫県の有馬温泉、群馬県の草津温泉とともに「日本三名泉」と称されており、日本中から観光客が訪れる日本屈指の温泉として知られています。飛騨川沿いを中心にレトロな雰囲気ののどかな温泉街が広がっており、街のあちらこちらに足湯スポットが存在しています。

温泉街の周囲は山々に囲まれた自然豊かな地域となっており、都会の喧騒から逃れてゆったりと過ごしてリフレッシュするのにもってこいの観光地となっています。そんな下呂温泉の日帰りでの楽しみ方をご紹介していきます。

いろんな温泉に入りたい!そんな人のための「湯めぐり手形」

下呂温泉の旅行プランを考える上で、やはり温泉に入って日頃の疲れを取ることは外せません。しかしながら、温泉街に入ると分かりますが、温泉街にはたくさんの旅館が存在しており、どの旅館の温泉に入るのかをどれか一つに絞ることはとても難しいです。

そんな悩みを解消してくれるのが、この「湯めぐり手形」です。こちらを一枚1300円で購入することで、22ヶ所存在する湯めぐり加盟旅館の中から3軒まで入ることが可能となります。

旅館によっては入浴時間などに制限があることもありますが、多くの旅館の温泉に入りたいと思っている人はぜひ利用してみてはいかがでしょうか。

日帰り旅行で移動時間が長くなってしまい3軒も旅館を回れそうにない、という人も安心してください。この「湯めぐり手形」ですが、その有効期限は6ヶ月となっています。つまり、1度の旅行で3軒分使い切ることができなくても、次回の旅行に持ち越すことが可能となります。

また、この「湯めぐり手形」は使い切った後はお土産として持ち帰ることができるので、旅行の記念にもぴったりです。

足湯めぐりで、ホッと一息つきませんか?

下呂温泉の魅力は、なにも旅館の中の温泉に入ることだけではありません。なんと、温泉街の中には全部で9ヶ所の足湯スポットが存在しています。しかも、どの足湯も無料で利用することができます。温泉街を歩き回って少し休憩したいと思った時や、温泉街を歩いてたまたま見つけた時にはぜひ利用してみてください。

24時間いつでも利用できる足湯が存在する一方で、営業時間が決まっている足湯もあるので、全部の足湯スポットを回ってみようと考えている人は気をつけてください。また、下呂温泉の足湯スポットは一つ一つが特徴的で趣深い作りとなっているので、散策で疲れた身体を休めるだけでなく、撮影スポットとしてもおすすめです。

参拝して旅行から無事に「帰る」。「加恵瑠神社」に足を伸ばそう!

温泉や足湯に入って気分がリフレッシュされたら次はココ。「加恵瑠(カエル)神社」へ行ってみましょう。この神社は平成22年に誕生したばかりの下呂温泉の新しい観光スポットであり、その名の通りカエルを御神体として祀ってあります。

「下呂(ゲロ)」という読み方がカエルの鳴き声に似ていることから御神体となったそうです。カエルは「無事に帰る」、「若返る」、「知恵が返る」などの語呂合わせから縁起が良い動物とされるており、また、一度にたくさんの卵を産むことから子孫繁栄をもたらす動物としても親しまれています。

お賽銭を入れると加恵瑠大明神から可愛らしいお告げをいただくこともできます。境内だけでなく温泉街のいたるところにカエルをモチーフとしたものが置かれているので、ぜひ見つけてみてください。下呂温泉にはこの加恵瑠神社の他にも、出羽三山のひとつ湯殿山本宮から分霊した霊岩を祀る「下呂温泉神社」や、安産や良縁を願う飛騨地方の伝統である「さるぼぼ」を祀る「さるぼぼ七福神社」が存在します。

どの神社も他の場所では味わうことのできない趣があり、全ての神社を巡ってみるのも面白いかもしれませんね。

温泉枯渇の危機を救った?「温泉寺」へ行こう!

下呂温泉は13世紀に一度、温泉枯渇の危機を迎えました。その危機を薬師如来の化身である白鷺が救ったという白鷺伝説が下呂温泉には残っており、温泉寺ではその薬師如来が祀られています。本堂前にある湯薬師如来尊像の足元からは下呂の霊湯が湧き出ており、薬師如来の霊験を今に伝えています。

今もなお薬師如来が下呂の街を守っていると考えると感慨深い気持ちになること間違いありません。また、温泉寺の最大の魅力はその静かなたたずまいです。高台の静けさと、そこから望む下呂ののどかな街並みは観光の合間のホッと一息つける空間となっています。

温泉寺では心を空っぽにして落ち着くことのできる時間を過ごせるでしょう。

圧倒的開放感!最大の観光スポット「噴泉地」へ!

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下呂温泉で最も有名な観光スポットといっても過言ではないのが「噴泉地」。こちらは下呂温泉街の脇を流れる益田川の河川敷にある無料混浴露天風呂となっており、その圧倒的な開放感が大きな魅力となっています。周りに囲いが一切なく、道路や橋の上にいる人たちから丸見えになってしまうというデメリットのため入ることを敬遠してしまう人も多かったですが、平成22年からは男女ともに水着着用が義務付けられ、男女とも安心して入ることができるようになりました。

水着でも抵抗感があるという人でも、足湯だけでの利用も可能ですので、ぜひ利用してみてください。噴泉地の泉質は非常に良好であり、入浴後の肌はツルツル、スベスベになると噂されており、美容に関心がある人にもおすすめです。

腹ごしらえには飛騨牛を!

旅行の醍醐味の一つといえば、その土地のグルメを堪能すること。下呂温泉では何と言っても飛騨牛をおすすめします。飛騨牛といってもお店がたくさんあれば、食べ方もいろいろ。その中でも特におすすめするのが、ひつまぶしのうなぎの代わりに飛騨牛を使った「飛騨牛まぶし丼」、贅沢に飛騨牛のハンバーグを挟んだ「飛騨牛バーガー」、テイクアウトも可能な「飛騨牛握り寿司」です。

これらのグルメは飛騨牛の濃厚な旨味に旅行の高揚感も相まって絶品です。ぜひ岐阜県ならではの飛騨牛グルメを堪能してください。

有意義な休日を!日帰り温泉旅は下呂温泉へ!

下呂温泉にはここに挙げただけでは伝わらないような魅力がまだまだたくさんありますが、日帰り旅行でも十分に下呂温泉の魅力を堪能することができます。温泉に浸かって日頃の疲れを癒したり、絶品グルメを堪能してお腹を満たしたり、そして、自分の目で下呂温泉の新たな魅力を発見したりして、下呂温泉での有意義な休日をお過ごしください!